喫茶店が高校生のたまり場だった頃

最寄駅の南口は、すっかり開発が終わっていて、大通りの両側には、一階が店舗の低層のマンションが並んでいます。

 

一方、北口のロータリーの周りは、ほとんどが駐車場で、店舗といえば、2件ほど、昔ながらの喫茶店と焼き鳥屋が、駐車場の脇で営業しています。

喫茶店の名前は、「サバンナ」さんといって、マスターとママさんのご夫婦が切り盛りをしています。モーニングが450円と650円。ワンコインランチが500円。飲み物を追加でオーダーすると合計で650円。この町は1,000円の重みが違います。

 

あまりに、昭和な感じで、地元の常連さん御用達という風情だったので、面白がって入ってみることに。それから回を重ねて、昨日は4回目のワンコインランチでした。

 

ワンコインランチのメニューは5種類ほどあるようなのですが、どうも私が行く日は、ピラフとナポリタンに偏っていて、過去の4回は、ピラフ、ナポリタン、ナポリタン、ピラフの順番となりました。

 

B級グルメな喫茶店メニューも、カップがしっかり暖めてあるコーヒーも、最近はやりのコメダコーヒー店とは違った良さがあります。お値段も庶民的だし。

 

思いがけない拾い物でした。

 

喫茶店サイズの小ぶりなランチも暖めたミルクがたっぷりついてくるコーピーも、私にはとても都合がいいのですが、タバコ難民の方たちが多いのが、ちょっと困ったものです。

 

昨日初めて分かったのですが、サバンナさんは、開店40周年。

 

お勘定を済ましてふと見上げると、レジの上にお店ではしゃぐ地元の男子高校生たちの写真と寄せ書きの色紙が並べて飾ってありました。

 

高校生の卒業記念の写真と寄せ書きのようです。平成10年卒業生と書かれた寄せ書きは、インクの色が半分消えかかっています。平成10年と言えばもう20年前。その時の18歳ということは今は38歳位。 

 

地元の県立高校は、偏差値でいうと68ぐらいの進学校なのですが、写真の男の子達は、眉をおしゃれに剃っていたり、ロン毛を軽く茶色に染めていたりと、進学校のなかでもちょっとだけやんちゃなグループの子達だったようです。

 

2代前の市長の息子さんもいるのよと喫茶店のママさんは嬉しそうに言っていました。

 

卒業してから、子供を連れてきた子もいたそうです。 

 

今時のの高校生が、喫茶店に集まっている姿は想像できないですね。学校と家のどちらにも行きたくない時、今の高校生はいったいどこへ行くのでしょう。