”楽しい”を仕事にするのが鉄則なのは将棋も同じ

こんにちは、お元気ですが?

 

東京の郊外は、まだ雪が少し残っています。

 

藤井四段ブームに影響されて、いつの間にか昼間のPC作業のおともは、AmebaTVの将棋チャンネルになってしまいました。

 

将棋はほとんどわからないのに、何で、こんな長い間、見ていられるんだろうと思います(笑)。

 

が、さすがに素人の場合は、解説がないと楽しめません。

 

将棋のTV開設は、男性棋士1名が解説者、女流棋士1名が聞き手(進行役)の2人一組で進んで行きます。

 

時には、男性棋士2名が一組で解説をします。将棋の試合自体が6時間から9時間かかる長いものなので、男性解説者、女性解説者各2名づつが後退で解説をします。

 

棋士の方々は、もともとイベントで、司会や将棋の解説には、慣れていらっしゃるのでしょう。面白おかしく、体験とかを織り交ぜて、長丁場を話でつないで行きます。

 

 

 

そして、半年ぐらい見ていると、業界全体のトーク力がどんどん上がっている感じがするんですね。

 

将棋ブームが、将棋界のエンタメ力を底上げしているのを身に染みて感じています。

 

実況放送の公開対局は、確かにエンターティンメントですよね。

 

今、見ているのは、藤井四段村田六段の王座戦一次予選の決勝戦です。

 

この試合に勝った方が、王座戦の二次予選に進むことができます。二次予選に進むのは、棋士五〇名で、その五〇名が王座戦のタイトルを目指して戦います。

 

将棋のタイトル戦は、合計八つあります。

名人戦、竜王戦、王将戦、王座戦、王位戦、棋聖戦、棋王戦、叡王戦の八つです。

 

約160名のプロ棋士の中で、一度もタイトルを取れずに終わる棋士がほとんどであることを考えると本当に厳しい世界ですね。

 

 

今日の解説者は、

 

阿久津主税八段(35)

山崎隆之八段(36)

山口恵梨子女流二段(26)

貞升南女流初段(31)

 

と豪華メンバーです。

 

 

ところで、今日なるほどと思った解説トークは、阿久津八段と山口女流二段の会話:

 

山口「阿久津先生には、とても助けられたことがあるので・・・・」

 

阿久津「そうですか…」

 

山口「高校1年のころ、プロ棋士になるか、普通に大学進学しようかと悩んでいた時、先生に『勉強と将棋とどっちが楽しいの?』って、聞かれて、『将棋です』って、答えたら、『だったら、棋士になれるよ』って言われて、それで今の自分があるので…。」

 

阿久津「ある程度の力のある子の場合、まわりは、自然にプロになるだろうと思っているものだけど、本人は不安だったり、悩んでいたりするんだよね。」

 

という会話。

 

 

この年になるとわかるのですが、「楽しいことをすること」って、本当に大事ですよね。

何気に人生の本質をついた、こんなコメントを聞くことができるのも、見る将(将棋をやらずに見るだけのファンを指します)の醍醐味です。

 

ところで、引退された大物棋士の中原誠十六世名人によると、60代でも真面目に勉強すれば、アマ初段ぐらいまでは上達するとのことです。

 

将棋は長く楽しめる競技ですね。